離職してからの期間、アルバイトはしていた。でもそれを履歴書の職歴欄に書いていいのか分からない。結論から言うと、書けますし、書くべきです。
アルバイトは雇用契約に基づく就業です。書かずに省くと、採用担当者から見たとき、その年月が丸ごと空白になります。空白として扱われるか、就業期間として扱われるかは、書くかどうかだけで決まります。
空白期間にアルバイトをしていた場合の職歴欄の書き方
書き方は正社員の職歴とほぼ同じです。違うのは「アルバイトとして」と雇用形態を明記する点だけ。括弧で業務内容を添えると、働いてきた人として読まれます。
基本の書き方
入社・退職を年月で並べ、雇用形態と業務内容を入れます。任された範囲(発注・新人指導・レジ締めなど)があれば必ず入れてください。「言われたことをやっていただけ」に見えるかどうかが変わります。
20XX年3月 一身上の都合により退職
まだ在職中のアルバイトがある
退職の行を書かず「現在に至る」で止めます。応募先に「今も働いている人」だと伝わるので、空白期間の印象はかなり薄まります。
現在に至る
複数のアルバイトを掛け持ち・転々とした
全部を同じ分量で書くと散漫に見えます。3か月以上続いたものを優先し、短いものはまとめるのが読みやすい形です。社会保険に入っていない短期のものは、書かなくても経歴詐称にはなりません。
20XX年5月 株式会社〇〇 アルバイトとして入社(事務補助) 現在に至る
アルバイトと空白期間の両方がある
アルバイトの行は職歴欄に、空白の理由は本人希望記入欄に。職歴欄の中で空白の言い訳をしないのが原則です。年月が飛んでいても構いません。
20XX年3月 一身上の都合により退職
本人希望記入欄: 20XX年4月〜20XX年X月は体調を整える期間にあてていました。現在は回復しており、就業に支障はありません。
週1〜2日の短時間だった
日数や時間を書く欄ではないので、そのまま書いて構いません。気になる場合は括弧に「週2日勤務」と入れておくと、面接で聞かれたときに話が早くなります。盛る必要も、少なく見せる必要もありません。
派遣・単発の仕事だった
派遣は派遣元と派遣先を分けて書くのが正式です。単発の日雇いを1件ずつ書く必要はなく、期間でまとめて構いません。
20XX年5月 株式会社△△に派遣社員として就業(一般事務)
20XX年9月 派遣期間満了により退職
職務経歴書がある場合はどう書くか
正社員経験がないなら、職務経歴書の主役はアルバイトで構いません。職務要約に「どこで・どのくらい・何を担当し・何が得意か」を3〜4行で書きます。
時給や店舗名より、任された範囲と続けた年数が読まれます。「3年続けた」「2年目から発注を任された」「欠勤なし」は、それだけで十分な材料です。
面接で「アルバイトだけですか」と言われたら
聞かれる前提で、短い答えを1つ用意しておきます。弁明を長くするほど不安に見えます。
答え方の型
「事実」→「そこで何を任されたか」→「正社員として何を続けたいか」の3文で終えます。
よくある質問
アルバイトは職歴に書かないほうがいい、と聞いたことがあります
正社員経験が十分にある人の場合、学生時代のアルバイトまで書くと冗長になるため「書かなくてよい」と言われることがあります。正社員経験がない、または空白期間がある人は逆です。書かないとその期間が空白になるので、必ず書いてください。
1か月で辞めたアルバイトも書くべきですか
社会保険に加入していない短期のものは、書かなくても経歴詐称にはあたりません。ただし空白期間を埋める材料になるなら書いたほうが有利です。判断に迷うときは「その期間に何をしていたか説明できるか」で決めてください。
アルバイトの退職理由は何と書きますか
職歴欄は「一身上の都合により退職」で足ります。契約期間が決まっていた場合は「契約期間満了により退職」と書きます。詳しい理由は面接で聞かれたときに答えれば十分です。退職理由の言い換えツールで先に用意しておくと迷いません。
履歴書の職歴欄に書ききれません
1社を1行(入社と退職を同じ行)に圧縮して構いません。詳細は職務経歴書に回します。履歴書メーカーは行数の調整がしやすい形にしてあります。
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